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汎用JPドメインの移管は、指定事業者変更とドメイン移転の２種類の方法があります。

汎用JPドメインは登録者番号ごとに管理されているので、
移管は原則としては指定事業者変更で、同じ登録者番号で紐ついているドメイン全てを移管することになります。

それを避けて一部のドメイン名だけ移管したいのであれば、
移管するドメイン名のみを別の登録者ということに変えて移すことになるでしょう。
これが、ドメイン移転の方法ということだと思われます。


指定事業者変更の場合は、
ドメインの更新料の支払先は、登録期限時の指定事業者です。
よって、支払済の料金が１年を超える場合の取扱が問題になります。その扱いに関しては、当該指定事業者に問い合わせるべきでしょう。
単純に考えれば少なくとも、
更新料を支払済なのであれば、１年を切った直後に指定事業者変更を申請すればよいということはいえます。
指定事業者変更には日数がかかるはずなので、期限間近の場合は更新を先にしたほうが無難です。また、指定事業者によってはより早めの申込期限を設けていて、そもそも申し込めないこともあります。


他方のドメイン移転による場合に関しては、
別の登録者扱いになってしまうため、通常は、そのドメインの（最初の）登録日がドメイン移転時になります。そうすると、残期間が無駄になってしまったり、移管先に登録料金分を払わなければならなかったりすることが考えられます。
ただし、具体的にどう取り扱っているかは当該指定事業者次第のところがあるので、移管先の指定事業者に問い合わせてみないと判らないと思います。

> １年を切った直後に指定事業者変更を申請すればよいということは2019年8月31日(期限2020年8月31日までちょうど1年間ぴったし)に他社に移した場合は更新が無効になってしまうということでしょうか?

まず第一に、ピッタリの日を選ぶということが不可能なはずです。
変更元の指定事業者が承認するタイミングなどによって、完了日が異なります。

そもそも、かなり多くの指定事業者は、期限ギリギリの指定事業者変更の申込を受け付けていません。


それ以外の指定事業者についても、訊いてみないとわかりません。
更新は有効だが、翌年の更新を自社で行うように求める指定事業者があります。
更新を申し込んで料金を払えば登録期間が Whois 上でも延長されるはずなので、それを待ってから指定事業者変更を申し込みなさいという指定事業者もあります。

期限当月の指定事業者変更申込を受け付けている事業者についても、
更新料金を支払わずに申し込んで、当月の更新処理が間に合うかどうかという問題があります。
指定事業者変更には変更元の承認タイミングなどによって、１から１１日間ほどかかるため、完了した時に更新料金支払いが間に合うとは限りません。
しかし、変更完了するまでは、不承認になり変更失敗する可能性があります。

よって、多くの指定事業者は、日数に余裕のない申込を受け付けていません。
受け付けている指定事業者に関しては、その事業者にちゃんと確認してからにしないといけません。

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