質問
- whois情報の変更と検索順位
-
本文:
これまで公開代理にしていたのですが、これからは公開しようと思います。
その場合、検索順位に影響を与えるという意見があります。
グーグルからは所有者の変更、すなわち中古ドメインの購入とみなされる恐れがるからです。
実際のところどうでしょうか?
- 緊急度:通常投稿者:ポン太郎さん投稿時間:2019/04/16 15:11
回答 No.8866
-
本文:
> グーグルからは所有者の変更、すなわち中古ドメインの購入とみなされる
そういうことはないでしょう。
Registrant (登録者)と、「公開連絡窓口」は別のものです。
「公開連絡窓口」が変わっただけでは、単に「何かあったときの連絡先が変わった」だけのことでしょう。
また、Legal entity が変わる、例えば商号変更や会社合併、事業譲渡などは普通にあるので、
Registrant が変わっても、そのドメイン名が全く別の使われ方に変わったかどうかは判断不能ですよね。
> 検索順位に影響を与えるという意見があります。
誰が言っているのかは知りませんが、Google の担当者が書いているわけではないですよね?
Google は、ウェブサイト自体は定期的に巡回して、また利用者からの通報を受けて調査して、
内容が的確でセキュアなものになるよう努めてはいます。
ウェブサイトの内容が変更されたりすると検知しますし、
マルウェアやフィッシングなどがないかを調査していますし、
よそのウェブページと重複していたり、無意味に単語を羅列していたりするとスコアは落とされるでしょう。
しかし、ドメイン名の Whois データベースは本来、
何もないのに無差別に情報を収集するためのものではありません。
ドメイン名が空いているか調べたかったり、何らかの事件があったり技術的に確かめたいことがあったりしたときに、
個別に検索するためのものです。
用途を逸脱するとルール違反になります。(ただ、事実上は制裁の課しようがないのが実情ですが。)
もしも、Whois データベースに対して短時間に繰り返し検索が来たら、
レジストリやレジストラとしては過負荷で困りますし、
スパム送信めあてなどでのプライバシー情報の収集を疑いますので、
接続を遮断されるのがオチでしょうね。
だから、Google 自身がレジストリである .app などの TLD や、自社がレジストリを担当していて情報を保持している個別のドメイン名に関してはまだしも、
それ以外のドメイン名について Whois データベースを定期的に調べ上げるのは事実上も無理があるのではないでしょうか。
(「中古ドメイン」という語彙も私には奇特に感ずるのですが、スラングなのか、最近はそう呼ぶ人が少し増えているようですね……)
- 投稿者:ayaguchiさん 投稿時間:2019/04/16 16:30
質問者からのコメント
回答ありがとうございます。
>誰が言っているのかは知りませんが、Google の担当者が書いているわけではないですよね?
日本のSEO界隈でかなり権威のある鈴木謙一氏のブログで言及されています。
https://www.suzukikenichi.com/blog/changing-whois-info-may-hurt-rankings/
今のグーグルは運営者情報をかなり重視していますし、私もWEBに記載の運営者情報をいじったら、順位やアクセスに影響があった経験があります。
そのことから、whoisの変更は怖いと思いました。
大丈夫というなら安心です。ありがとうございました。
回答 No.8867
-
本文:
> グーグルからは所有者の変更、すなわち中古ドメインの購入とみなされる恐れがるからです。
そう思われるのは、同じサイト名で、内容が大幅に変化した場合(もとのジャンルとまったく異なるジャンルのサイトになった場合)だけでしょう。
所有者の変更は、そう判断するための要素の一つにすぎず、結局のところ『総合的に』判断されるものです。(たった一つの材料で結論を出すほどGoogleは馬鹿ではありません)
要は、不正にページランクを上げようとする行為にペナルティがつくという当たり前のことなので、そうでなければ心配は無用です。 - 投稿者:ジョバンニさん 投稿時間:2019/04/16 16:48
質問者からのコメント
回答ありがとうございます。
>所有者の変更は、そう判断するための要素の一つにすぎず、結局のところ『総合的に』判断されるものです。(たった一つの材料で結論を出すほどGoogleは馬鹿ではありません)
グーグルが順位を落とすときは、いくつかの下落要因が蓄積されたときに一気に落とすという傾向はあると思います。
その要因の一つを作りたくないのですよね。
回答 No.8868
-
本文:
もう少し補足すると、
Registrant を「代理公開」や「Whois Privacy」にしたらどう表示されるかは、
TLD、レジストリ、レジストラによって異なります。
「代理公開」をやめたことで表示が変わっても、第三者からみても「代理公開」をやめただけだということが明らかにわかることがよくありますし、
「スタードメイン」の場合もおそらく判る人が多いでしょう。
TLD によりポリシーが異なる Whois データベース情報を活用するというのはシステム的にもある程度無理があります。
個別調査には Google も使っているはずですが、全件調査にはさすがに。
全世界で登録されているドメイン名の数は膨大です。
他方で、 ウェブサイトと異なり、Whois データベースはレジストリとレジストラにサーバが集中しているので不可が集中し、全件調査は無謀です。
レジストラには「欲しい文字列が空いているか検索してみましょう!」みたいな機能が提供されていますが、
Whois データベースの機能をレジストラにも移譲しているTLDもよくあります。
空いているかどうかはレジストリに検索をかけるだけで済みます。
登録者や技術担当者などの連絡窓口の情報はレジストラまで検索しないとわからないのであれば、
レジストラに短時間に繰り返し検索が来たら怪しいので、まともなレジストラならば接続を遮断します。
そのウェブサイトが過去の人気に「タダ乗り」しているかどうかを判断するには、もっと有効な手段があります。
例えば、ウェブサイトの内容を比較することや、ウェブサーバの IP アドレスが同じかどうかを比較することです。
そうした情報を前提にして、個別に Whois 検索をかけるならば不可能ではないでしょうが、 Whois 検索だけで判断しようというのは無理があります。
そもそも、
ウェブサイトのドメイン名(FQDN)と、いわゆる独自ドメインとは、同じとは限らず、かなりの場合が異なります。
例えば、 internet.watch.impress.co.jp と impress.co.jp のように。
Google はウェブサイトの調査をしているのですから、
独自ドメインの登録情報を全件調査するのはナンセンスでしょう。
- 投稿者:ayaguchiさん 投稿時間:2019/04/16 17:22
質問者からのコメント
念のため記載させて頂きますと、
マット・カッツ氏は2006年のPubconにてWhois情報を公開していないサイトは、何かやましい理由があると予測できるのでWhois情報はなるべく公開した方が良いと発言しています。
このような発言からグーグルはwhois情報を検索評価に反映させているとも推測できるのですよね。
回答 No.8870
-
本文:
それから、(今は表示されなくなったようですが)、昔は、.jpドメインの whois を検索すると、「この情報は、ネットワークの管理の目的以外には使ってはいけない」という注意書きが一緒に表示されていました。
結局のところ、この但し書きは、悪意のユーザーによってなし崩しにされるわけですが、それでも、『Don't be evil.(悪をなさない)』を社是としていた googleが、whoisのabuse を積極的に行なうとは考えたくないですね。 - 投稿者:ジョバンニさん 投稿時間:2019/04/16 19:10
回答 No.8871
-
本文:
> 日本のSEO界隈でかなり権威のある鈴木謙一氏のブログで言及されています。
> https://www.suzukikenichi.com/blog/changing-whois-info-may-hurt-rankings/
この記事でも、比較的否定的な見解ですよね。
| Googleが、ドメインの履歴をリセットするのに、Whois情報を参照しているとしても、他にもさまざまな要因をチェックしていることでしょう。
そもそも Google は、利用者にとってどの程度有益かという観点で、ウェブページを採点しています。
採点対象は主にウェブページの中身であって、ドメインや Whois 情報ではありませんよね。
Google 自身がレジストラやレジストリであるドメインであればまだしも、
他社のデータベースを片っ端から検索するのは無理だし、そんなことをしたらバレるでしょうし、業務妨害だとクレームがつくだろうと思われます。
(ウェブクロールに関しても Google は Remote Host や User Agent を騙ってはやっていないはずで、
同様に Whois 検索をやったとしても騙らないでしょうから。)
> マット・カッツ氏は2006年のPubconにてWhois情報を公開していないサイトは、何かやましい理由があると予測できるのでWhois情報はなるべく公開した方が良いと発言しています。
ただ、往時といまではプライバシーにかかる状況は大きく異なっていますよね。
GDPR の施行や、ICANN のポリシーが改められてきたいまは、
Whois 上では、個人情報に関しては秘匿することのほうが原則となっています。
もっとも個人情報ではなく企業などの組織の情報に関しては、
利用者へのセキュリティの観点で基準が異なることもあるかもしれませんが。
.co.jp をはじめ、企業や事業者のウェブサイトとドメインの場合ですね。その場合は Whois 情報がそもそも秘匿されていないことも多いですけれども。
- 投稿者:ayaguchiさん 投稿時間:2019/04/16 22:21
回答 No.8872
-
本文:
そのブログの記事が書かれたのは2008年のようです。
10年以上前の情報が今役に立つのかどうかということを考えたほうがいいと思います。
その方のブログの他の記事を読むとわかると思いますが、Googleは年に少なくとも数回は大なり小なり検索関係の変更をしています。
たしかな答えが欲しいのなら、ここではなくGoogleの中の人に直接聞くべきです。
登録のプライバシー>Google Domains ヘルプ - Google Support
https://support.google.com/domains/answer/3251242?hl=ja
>プライバシー保護を使用することで、迷惑メールを防止して連絡先情報を保護できます。プライバシー保護を有効にしておくと、ドメインが WHOIS で検索されたときに、サードパーティのプライバシー プロバイダが提供する代替の連絡先情報が表示されます。
>末尾が .COM と .NET のドメインでは、WHOIS 検索で一部の登録情報が自動的に非表示になります。
Google自身が提供しているものが、ダメかどうか直接聞いてみたほうがいいのではないでしょうか? - 投稿者:kashaさん 投稿時間:2019/04/17 01:28
質問者からのコメント
回答ありがとうございます。
グーグルは検索順位について様々な情報を提供していますが、現実とは異なる建前(グーグルが目指す理想論)であるものもかなり多く含まれています。
これまでのSEOの経験上、グーグルの公式発表というのは全てが信用できるものではない、これは間違いありません(実体験や様々な人の意見から)。
例えば、グーグルは中古ドメイン、すなわち、ドメインの所有者が変わったら被リンクやそれまでのドメインの評価をリセットすると公式に発表しています。
しかし、SEOの現場では、中古ドメインで作ったサイトは、新規ドメインのサイトよりも明らかに順位の付き具合が良いという現状があります(グーグルの発表と現実が異なる)。
ですから、グーグルに聞いても、必ずしも現実とは一致しない理想論が帰ってくるだけで意味がないんですよ。
回答 No.8873
-
本文:
> 例えば、グーグルは中古ドメイン、すなわち、ドメインの所有者が変わったら被リンクやそれまでのドメインの評価をリセットすると公式に発表しています。
> しかし、SEOの現場では、中古ドメインで作ったサイトは、新規ドメインのサイトよりも明らかに順位の付き具合が良いという現状があります(グーグルの発表と現実が異なる)。
それは、単なる「時間差」の問題で、
「所有者が変わったら即時に評価が変わるわけではない」
(そんなことができるはずがない)
「中古ドメインの場合は、しばらくの場合は、それ以前の評価が残っているし、まったくの無の状態からはじめる新規ドメインに比べれば被リンク数など正の評価も引きつがれることが多い」
だから、「新規ドメインのサイトよりも明らかに順位の付き具合が良いという現状」も当然のことで、「すなわち、ドメインの所有者が変わったら被リンクやそれまでのドメインの評価をリセットすると公式に発表」と矛盾するものではありません。リセットするまでにタイムラグがあるだけのこと。
そこを狙って、単純に評価を引き継ぐこと(だけ)を目的に中古ドメインを漁る業者が現れて、(優良な中古ドメインであれば、数ヶ月でも古い評価が引き継げるなら、十分に広告等で採算がとれる」)、その結果が、「中古ドメインは評価を下げる」というGoogleの評価基準が追加された、ということでしょう。
中古だから評価が下がるのではなく、Spam行為だから評価が下がるのですよ。 - 投稿者:ジョバンニさん 投稿時間:2019/04/17 06:26
質問者からのコメント
現実問題、グーグルは全ての中古ドメインを捕捉できていないんですよ。
中古であることは、ばれることも多いのですが、そうでない場合も多いんです。
数年たってもばれていない中古ドメインも多いんです。
どうやってそれを判断しているかは明かしていませんが、whois情報も判断材料にしている可能性があると思ったので、実際にwhoisを変更した人の意見が聞ければいいなあと思いました。
ちなみに、私は中古ドメインは使っていませんが、ここで中古ドメインの例を出したのはwhois情報に関係があるからです。
新規ドメインのホワイトハットでグーグルに好かれる方法でサイトを作っています。
回答 No.8874
この回答がベストアンサーです
■
コミュニティ フォーラム - Search Console ヘルプ https://support.google.com/webmasters/community/
で質問しては?
あと、根拠の記事が2008年だと、SEO業界?では古すぎる情報で役に立たないのでは?
■
>グーグルに聞いても、必ずしも現実とは一致しない理想論が帰ってくるだけで意味がないんですよ。
その状況だと、納得できる答えというのは、
「絶対に影響がないとは言えない」という話になるので、
答えがでてるんじゃないですかね?
どこで、だれが何言っても、信用できないというか
SEO業界で信頼に値する人以外の発言以外の答えに、意味がないので
掲示板等で聞くだけ無駄なのでは?
それとも、影響があったという事例を知りたいのなら、
質問を変更して、そういう事例はありましたか?にして
Search Console のコミュニティーで聞けば、事例をしることができる可能性があるのでは?
■
>実際のところどうでしょうか?
私は変わりませんでしたとかそういう事例を知っても、納得できるわけないですよね?
たとえば、ドメインを移管したりすると、代理公開している場合、whois情報がかわります。
でも、ドメインの移管で不利になるとか、あまり聞いたことがないけど・・。
■
whois情報の登録年から、年数ぐらいしかみてないのでは?
中古ドメインの場合、譲渡でなくて、いったん手放したものを取得した場合は、
登録年が、新規の取得年になるとおもうのですが・・。
質問者からのコメント
回答ありがとうございます。
>どこで、だれが何言っても、信用できないというか
SEO業界で信頼に値する人以外の発言以外の答えに、意味がないので
掲示板等で聞くだけ無駄なのでは?
そうですね。
私が最も知りたいのは、自分はwhoisの変更をしたけど、大丈夫でした or 順位に変化がありましたという実体験ですね。あるいは、知り合いなどでそのような経験がある人の実体験です。
それ以外の情報も参考にはなるのですが、世の中、一般的に言われていることと現実が異なることって多いんですよ。
私はSEOで飯を食べており、私が作ったサイトは難関キーワードで上位表示させていて普通のサラリーマンを大幅に上回る収入がありますからそれなりにSEOの根拠や自信があるのですが、例えばSEOでは内部リンクが重要などとよく言われますが、実際はほぼ関係ないのですよ。
それは様々な実体験から明らかなんですけど、本などでも内部リンクは重要などとよく書かれていて、現実と違うよなあ、この人わかってないなと思うことが少なくないんです。
ですから、目の前に現れた検索結果が最も信用できる答えでそれを最重要視しますので、whoisを変更した人の実体験が聞きたいですね。
もちろん、それ以外の情報も参考にはさせていただきますし、ありがたいのですが、せかっく回答してくれた方には大変失礼でありますが、回答内容も玉石混合だなあと思うところもありますね。
特にグーグルが建前しか言わないということは私は実体験から強く確信していますし、日本でSEOの知識がトップであろうフルスピードの創業者・芳賀麻菜穂氏からも今年2月に直接お会いして本人から「グーグルの回答は理想論の建前も多い」という見解を聞いています。
ああ、やっぱり、私の思った通りだということです。
ですから、ここで、グーグルの模範解答を書いていただくのは参考にはなりますが、SEOの現場に詳しい人はそれはあてにならないことを知っていますので、せっかくいただいた回答ですが、そういう風にとらえています。